FXはロスカットされないようにすることが最低限の目標

FXはロスカットされないようにすることが最低限の目標

FXはロスカットされないようにすることが最低限の目標

 

FXには投資家の資金を守るためのシステム、ロスカットがあります。ロスカットとは証拠金が含み損で一定の金額を下回ると決済されて損失確定することです。それだけ耳にすると「酷いじゃないか」と思ってしまうかもしれませんが、そこで決済をしておかないとさらに損失が出たとき対処できなくなってしまうので、そうならないようぎりぎりのところで決済しています。

 

仮に10万円の証拠金があったとして、それが7万円の含み損を抱えていたらロスカットになることが多いです。だいたい3割が目安になっているので、それを超えるとロスカットです。7割の損失と考えると大負けの部類ですが、それはもうしかたのないことです。また、FXに使えるお金を準備して再挑戦するしかありません。つまり、ロスカットになったらその売買は失敗だったということになります。

 

FXトレーダーにとっては、このロスカットを回避できるようにしていかなければなりません。だからといって明確に何か対策ができるわけではないです。証拠金が50%を割り込むとそこでマージンコールされて警告されたりしますが、その時点でかなり危ない状況になっているわけですからそこで損切りをしておけば一応ロスカットされるよりかは損失を抑えることができます。
ただ、どちらにせよ損失が発生してしまうことは避けられないので、だからこそ決済には踏ん切りがつかないということがよくあります。これがよく言われている損切りの難しさです。

 

ですので、ロスカットにならないようトレーダーは上手く売買していかなければなりませんし、それができないといくら資金があっても失うばかりです。ロスカットされてしまうとFXに対するアグレッシブなモチベーションが消え失せてしまうため、しばらくFXから遠ざかるという人も少なくありません。そのくらいロスカットされるとそのショックはとても大きくなるので、そうならないように精一杯努力することがFXでは大切です。